梨の花、東部スポ一ツパ一クの桜――満開、 96歳の長寿を祝い
2009/04/04
高塚・秋山後援会のお花見に、お招きをいただきました。桜の下で野球に興じる青年たちのかけ声が、元気に響きます。絵手紙スケッチをなさっている女性たちや、子連れの若い夫婦たちも、ゆったりとくつろいでおられ、その向こうで、梨の白い花々が、私の方も見てと、輝いている風情。
市内の中心地からは少し離れていますが、その分、伸び伸びと、スポ一ツや花見などを楽しんでおられる市民の皆さまを眺めていると、より穏やかに時が流れているように思えてきます。会場は、どこだ、どこだ? 宴たけなわも過ぎたころ、散会直前に、滑り込みセ一フ、間に合いました。皆さまにお会いできて、良かった!手作り弁当も、ド一ンと。
そして、ひときわ惹かれたのは、「96歳のおばあちゃま」が、和服姿でチョコンと、お座りになっておられたこと。お一人暮らしをなさっていますが、息子さん御夫婦が、ご近所にいらっしゃって、行き来をなさっているとお伺いしました。96年の歳月は・・とてもとても語り尽くせない重みがあることでしょう。なんとお上品な!お花見の席でも、人気者。
「長寿の秘訣は?」とどなたかがお聞きになると、「あまり、細かいことは、気にしないことですね」と淡々と語られて、またそよそよと笑っておられたのも印象的。「フ−ン、気にしないことね。それが、そうは行かないのよね」と傍らの人。毎日の暮らしにあくせくせざるを得ない人々の嘆きも、ごもっともでありました。
そんなおばあちゃまを囲み、みんなの声が響きあうとき、桜色の頬が、皆、つやつや輝いていましたよ。お酒のせいの方も若干含めて。幸、あれ!
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