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タイトル 退院──生きるために新たな闘い アンパンマン タイトル

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2014/08/17
 全身麻酔から覚めた3歳の孫の小さな体。「頑張ったね!一番頑張った人?」「はあい!」と僕。まだ力のない目と弱々しい声。
 
 「二番目に頑張った人?」「はあい!」と父ちゃん。一番に頑張った人と、二番に頑張った人が、ぎゅっと抱きあったそうな。お腹に小さな命を宿していて、動くのも“どっこいしょ”となった母ちゃんからの報告である。
 一番、二番はともかくも‥‥その母ちゃんも含めて、家族は共に闘った。言うまでもなく、病院関係者の皆様には、言いつくせないほど感謝している。
 
 「おしっこは、おむつでベッドでして下さい」「いやだっ、トイレでするっ。トイレにいくっ」真っ赤な顔で怒る3歳。3歳のプライドか。トイレでの排尿を勝ち取った。

 生まれながらの集中治療室育ちで、今回も、針を刺すのも、注射をするのも、かなり頑張って我慢してお兄ちゃんぶっていたが、「バイクに乗りたい」「アイスが食べたい」──体力の回復とともに、要求が飛び出す。

 さあ、許可がおりて、バスに乗れた。アンパンマンどうぞ、松戸駅東口まで、しゅっぱあつ!!。
 
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 白血病など抗がん剤治療を受けている小さな子どもたちと共に、走る病院の廊下。ドクタ一やナ一スの皆さんが、せわしく動きまわるなかで、子どもワ一ルドが走る。

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 プレイル一ムでは、誕生日パ一テイの準備だ。先日の保育所での楽しいハッピーバースデーのリフレインか。ばあばの私が“もういいよ”と言うのに、椅子をありったけ並べている。
 
 ハツピー バースデー ツー ユー お友達がきたら、お友達の名前も呼んで、おもちゃのご馳走も並べた。大型ケ一キもだ。ケ一キ、カット!
 退院したら、あらたな人生に向けて、さあ、生きられる希望に向かって、みんなで歩こう。
 
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 白血病と闘う赤ちやん・お兄ちゃん・お姉ちゃん、長く病院で頑張っている。お勉強もしている。未来に祈る思いだ。
 真っ青になってナ一スコ一ルで呼んだ若いママさんの叫びが、今も私の耳に残る。その直後、安堵されて、ああ良かった。赤ちゃんの抗がん剤治療‥‥そしてまた新たな闘いだ。

 一日、一日生きるということ、闘うということ。
 命は皆で守られなければならないということ。
 肝に命じた8月。
 

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