みわ由美 採れたて野菜の匂いは、最高!
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タイトル 山形の《もってのほか》 タイトル

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2009/11/12
 暫くぶりに昼定食をいただきに、地元の商店街のお店に入った。「お久しぶり、お元気でしたか?」と迎えられ、「三輪さん、山形の『もって菊』が昨日たくさん届いたので、一気に甘酢でお料理しました、召し上がれ!」。
 「ありがとうございます、いただきます」。小さな小鉢の心遣いが嬉しい。冷たく酸っぱい酢の味が、キュンとしみた。紫色っぽい花びらが、シャキシャキと音を立てて、口の中ではじけて、ぱあっと広がった。
 不意に「疲れたよね。ここのところ大変だったよね」と自分で自分を慰めてみたりする。

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 「いらっしゃいませ」の声とともに、扉が開いて、入ってこられたご近所の方と思われる女性のお客様とも、また「もって菊」で話に花が咲いている。――足が痛い腰が痛い、景気も悪い――地元のお客様たちの、そんな顔色や体調や暮らしぶりなどが、いつも話題になっているこのお店。今もそうなのだけれど、今日の主役は旬の「もって菊」のようだ、あちらのテ一ブルでも。

 一気にすばやくお料理をして、お客さまに旬を喜んでもらう――このお店のサ一ビスには頭が下がります。大型チェ一ン店ではこうはいかないですから。やさしい言葉かけもいただきながら――「地産池消」「日本の食料は日本の大地から」――を体感できる地元の商店街は、やっぱり地域の宝だ、とつくづく思う。こうした千葉県内の商店街が、どんどん少なくなっていることを、議会でも取り上げ、商店街支援のあり方をこそ、私は問いたい。

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 「不正経理」だの「流用」だのと全くよからぬことで、ここのところ神経ピリピリの私の心を、思わぬところで癒してくれた「もって菊」。インターネットで調べると「もってのほか」とも言うらしい。《食べると、もってのほかおいしい》というところからこんな名前になったらしい。

 チョコンとお皿に盛られた、山形からのお客様。ツ一ンと広がる甘酢の菊の香は、実に日本的。日本のこんな風味が、私は大好きだ。帰り道、「もって菊」ではないけれど、出会った菊を、カメラに、ふとおさめたくなった。
 山形の畑は、どんなにか、のどかでしょうか。

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