本気 2009/10/06 　いつもお世話になっているあるお店のオフィスに所用で、立ち寄って、ふと目をやると、惹き込まれた。いい字だなあ、いい言葉だなあ……。私も長らく若いころ？は、書が趣味だったから、墨の文字をみると、必ず心が動く。書はいい。 　そして、あらためて何度も読むと、なかなかいい。私もいつも本気で仕事にぶつかっているつもりだが、多くの場合、難関もあり突破できないことも、しばしば。力不足にしょげることもある。「できない」「つらい」「誰も助けてくれない」という思いに、大抵陥る。その逆をこの書は言っている。平常私の陥りがちな気持ちを、いかに打開していくかが人生、力の入るところなのだよ、と諭してくれているような気がする。 　そんな私には、大変力強い激励に思えた。わからなくて、あるいは解決できなくて、困りはてたとき、そのあともかなり努力を続けた結果、理解できたり、打開できたり、したときの喜びはひとしおという経験もある。そして、多くの場合、知らず知らずに、たくさんの人々の力に支えられたり、教えていただいたり、しているものだ。そんなこんな・・と思いを馳せている間に、社員さんに依頼していた所用が終わったようだ。 　「有難うございました」現実に戻り、さあ、店を出て、仕事、仕事！本気で、がんばるぞ。