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タイトル 『愛の挨拶』――Keep smile タイトル

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2009/05/24
 5月23日、タフな私もさすがに過労気味。“もうダメ、体力がもたないよー”と帰宅して、ぐったり。

 テレビのスイッチをひねると、ピアノ音楽が……。卵のような優しい笑顔の女性。有名なピアニスト、仲道郁代さんという方らしい。演奏会には行ったことがないから、フ一ンと思いながら、聞いていた。
 仲道さんは、初めて、ピアノの音を聴いたのは、母親の胎内であの曲(題名は忘れました)だった、とおっしゃっている。そして、仲道さんにとって、その曲は特別の思いで今も聴くのだと、おっしゃる。
 そんなものなのかなあ、胎内で……?私は、胎内で何を聞いたかなあ。母親は、私がおなかにいるときも看護師・助産師として働いていたというから、よその赤ちゃんの産声を、聞いたのかもしれないか……

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 ぼんやりとした、くたびれた頭の向こうで、思い出したことがある。先日、妊娠中の女性から相談を受けたとき、「この子がおなかにいるときに、ずいぶん辛い思いをして、この子に辛い言葉を聞かせてしまった」と、彼女が言ったその言葉。「でも、今そう思っているのは、おなかの中の我が子をいたわり愛している証拠。大丈夫だよ!」「愛してあげれば、傷は癒せるし、子どもはたくましい力を持っている。自信をもって、産みましょう」と私の返した言葉が、おぼろげによみがえる。「偉そうなこと言っちゃって」と少し自省しながら今は、彼女の胎内にいる赤ちゃんに思いを馳せた。

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 テレビでは仲道郁代さんが、実にやわらかい笑顔でお話なさっている。《本当にピアノが好き、音楽が好き》と、ピアノの魅力を心から語っていらっしゃる姿は輝いている。自分の仕事を、こんなに愛おしく語れるなんて、本当に幸せ。
 「ピアノの音は、弦楽器と異なり、音が必ず弱くなっていく。初めの一撃が一番強く、必ず次第に消えていく、このはかなさ、哀しさがなんともいえない」と。「はかなさが、美しい」ともおっしゃっていたことが、印象に残った。

 そして番組での最後の曲は、『愛の挨拶』(エルガ一作曲)の演奏。「どんなに辛いときも、キ一プスマイル。人生っていいな、音楽っていいな、仲道郁代といえば”愛のあいさつ”です」と、おっしゃった。『愛の挨拶』――私も、好きな曲だ。何度か生演奏で聴いて、いい曲だなあって思っていた。 今日の私に聴かせてくださるのは、とても嬉しい。

 『愛の挨拶』で、硬い心がまるく優しく和み、私は満足しました。私は、やっぱり音楽が好き。

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