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タイトル 県立松戸南高校全日制が、突然廃止とは! タイトル

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2010/07/20
 明日開かれる県教育委員会会議で、松戸市内の県立松戸南高校の全日制募集停止(募集停止時期平成24年4月1日)が提議される、という説明があった。

 生徒や保護者や教育関係者などにも、明日の提案は、ほとんど知らされていない。生徒に対しては、決定後、1カ月過ぎの8月末に知らせる、と言うのだ。こんな教育現場を無視したやり方が、許されていいのか。到底認めることはできない。
 保護者も、明日の教育委員会で決定してしまう、という突然のことに、唖然としていた。こんな一方的な決め方があっていい筈がない。

 議案は、「県立松戸南高校三部制定時制の充実について」というタイトルとなっており、議員への説明文には、「県立松戸南高校の三部制定時制をさらに充実させるために、全日制普通科を募集停止し、三部制定時制を6学級から8学級にする」と書かれている。

 県立松戸南高校は、現在、全国でも千葉県だけにある全日併置(全日制と定時制が併設)の高校。数年前に県教育委員会が、一方的に生徒の反対を押し切って、全日制をすべて廃止して、三部制定時制高校に転換させようとしたことに対し、全生徒が反対して、地域や教育関係者、日本共産党も一緒になって反対して、松戸南高校の全日制が残されたという経過があるのだ。

 いまは、三部制定時制(午前2学級、午後2学級、夜間2学級)と全日制2学級の計8学級である。これを平成24年度からは、三部制定時制8学級(午前3学級、午後3学級、夜間2学級)にしようという提案である。

 県の提案理由は、三部制の応募倍率が高いというものだが、全日制も1.3倍を超えており、すべてで倍率が高いのが実態である。三部制定時制校が不足なら別に新たにつくるべきであり、全日制を廃止していいという理由はどこにもない、と県教育委員会に私は反論した。

 ましてや、学校の主人公である生徒や保護者などの当事者の意見も聞かず、上から先に廃止ありきは断じて許されない。今回の一方的な全日制廃止案は、まず撤回すべきである。
○関連
*説明会は大紛糾――県立松戸南高校全日制廃止

(平成22年度第5回教育委員会会議(定例会)の開催について(PDF))

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