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タイトル 「今年度中に着手したいが、厳しい」とJR東京支社確約せず
――松戸駅のバリアフリー化
タイトル

松戸駅改札口に集合した要請交渉参加者
松戸駅改札口に集合した要請交渉参加者
2010/06/01
 5月31日、日本共産党松戸・鎌ヶ谷地区委員会は、JR松戸駅のエレベ一タ一設置などバリアフリ一の実現を求めて、JR東日本東京支社長と松戸駅長に要請しました。今回の要請行動は、身体がご不自由な方たちの要請でもあり、JR松戸駅で行うことができました。

 みわ由美県議と松戸市議団全員(伊藤よいちろう・中村たかこ・高橋たえこ・うつの史行・高木健)が同席し、各地域の駅利用者代表も含め総勢24人が参加しました。

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 参加者は、身体の不自由なことに伴う駅利用での日頃の苦労を語り、駅のバリアフリー化の早期実現を求めましたが、JR側の回答は、「今年度中に着手したいが、今の現状は厳しい」「検討しています」と言うものでした。

 伊藤よいちろう市議が、「松戸市は、今年度中に着手の方向で、計画していると言明しているが、JRの側も早急に対応を明確にすべきだ。バリアフリー化はいつできるのか」と迫りました。JR側は「努力はしている、ご理解を」と繰り返しました。

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 これにたいし、駅利用者の代表らが次々と発言。
●今日は楽しみにしてきたが、これではがっかり。これじゃ5年前に要請した時の回答と何も変わらない。青写真も見せてくれないのか。
 エレベ一タ一がほしいと東京支社まで行った友人は一昨年亡くなった。私には先がない、一時間でも早くつけてほしい。(酸素ボンベをつけて参加した伊藤次男さん76歳)
●松戸駅をよく利用するが、階段を降りるときは私の場合、足の膝が痛くてたまらない。他の駅でも、エレベ一タ一を探して電車を乗り継いでいる。松戸駅に帰った途端に、“ああ、無いんだ”とため息が出る。早く何とかしてもらいたい。(胡録台にお住まいの向井俊子さん)
●構造上かなり難しいと言われていたお茶ノ水駅でも工事が始まった。簡単でないのはわかるが、なぜ松戸駅で出来ないのか。理由を明らかにしてほしい。(片足義足で、障害をお持ちの男性)
●ベビ一カ一を押しながら乗車し、松戸駅に着いたときは、何とか、手でベビ一カ一を持ち上げて、駅外に出るが、帰りは大変。松戸駅付近で買い物した荷物が重くて、たまんない。これでは若い世代は、“松戸じゃ暮らせない”ということになる。
●困難と言われていた新松戸駅でもできたのだから、松戸駅もがんばってもらいたい。新松戸駅のバリアフリー化実現が、どれだけ喜ばれているか、JRも分かってほしい。

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 私は、JR松戸駅の重要な役割を強調。松戸駅は、千葉県内のJRで6番目に乗降客が多く1日204,124人(平成20年度)(1位船橋 2位西船橋 3位柏 4位千葉 5位津田沼 6位松戸駅)であること、上位の5駅にはすべてエレベ一タがあり、県内の上位6駅で取り残されたのは松戸駅だけであること、流山市や鎌ヶ谷市や市川市の主要駅にもあり、松戸駅の遅れは深刻であること、を指摘しました。

 また私は、何年も前から検討していながら、交通バリアフリ一法で努力義務とされている最終年度の2010年になっても、具体的にどこが困難かの説明もナシでは、市民は納得できないと発言しました。参加者からも、なぜ遅れているのかその理由を情報公開してほしい、との声が強く出されました。

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 しかし、これに対しても「技術的にも財政的にも課題があり難しい。検討はしています」とJRは繰り返すばかり。この日の要請文でも「松戸駅は、県下で3番目の大きな都市。今も多くの方がつらい思いをしていますが、今後も、他市と比較して若い世代が移り住みたくない街、高齢者や障害者が生きづらい街などということになれば、影響は一層深刻」と厳しく指摘し、早期実現を強く求めました。
 伊藤よいちろう市議は、最後に重ねて、早期実現を強調しました。
 松戸市の駅の早急なバリアフリー化を求めて私たちは、今、利用者の皆さんの署名や声を集めています。ぜひご協力をお願いします。

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