残土埋立違反是正されず7年も放置――野田市三ツ堀 　　「是正命令も検討、解決に努力する」と県が回答 　5月10日私は、野田市の県残土条例違反の現地を視察し、同市での対県交渉にも臨みました。以下は、「しんぶん赤旗」に今後掲載される予定の記事を掲載します。 　野田市委員会は、10日、野田市三ツ堀地域の住民と三輪由美県議、おだ真理市議予定候補とともに、産廃による公道埋め立て地と14,550平方メートルにわたる地域内のいわゆる県残土条例違反の高く盛られた現地を視察し、 雨水が溜まって、まるで池 その後、三ツ堀自治会館で、早期解決を求める知事宛て要請書を手渡し、県交渉をおこないました。千葉県の産業廃棄物課と農地課の県職員らが同席し、20人が参加しました。 盛り土高さ違反 　交渉では、自治会代表と地主会代表らが、「雨水の滞留改善がされていない。盛土是正もされないために、後継者がいても農業が始められず、税金だけとられ損」と訴え、「県は、2004年12月に業者に対する勧告を出したきり、是正命令も出さずに、なぜ放置したのか」と追及。「県のリ一ドで、関係者と協議する場をもうけ、早期解決を」と強く求めました。 自治会長と共に、是正を求めるみわ県議 　これに対し県は、「業者を指導し、是正命令を出すこともふくめ検討する。県が中心となり、野田市、埋め立て事業者、地元住民による四者協議の場を設ける方向で調整する」と回答しました。 　みわ由美県議は、「指導を始めたのが7年前、是正勧告を出したのが6年近くも前。是正命令も出さず放置してきた県の責任は重大。業者に毅然とした対応で即刻改善を」と語っています。