北総線 運賃の大幅値下げを
千葉県知事に党議員団
2010/04/24
「しんぶん赤旗」10/04/24付から記事だけ転載
千葉県の北総線の高運賃問題で、日本共産党千葉県委員会と党地方議員団、丸山慎一、三輪由美両県議らは23日、森田健作知事あてに運賃をめぐる沿線自治体との「合意書」を撤回し、運賃の大幅値下げに全力でとりくむよう求めました。
北総線(親会社・京成電鉄)の高運賃をめぐっては昨年、国のあっせん案にもとづく5%運賃値下げが千葉県と沿線自治体で「合意」されましたが、引き下げ幅がわずかなことや、自治体の税金投入を前提にしていることなどに批判が上がり、千葉県白井市議会では関係予算が否決される事態になっています。
「北総線の運賃値下げを実現する会」が発行したチラシ
この日の交渉で県側は「議会にていねいに説明するよう沿線市長に求めた」などと主張しました。
参加者は「合意案を提示して、次の日に返事しろという乱暴で威圧的なやり方に問題があった」「積算根拠も知らないままで、京成に働き掛けられるはずがない」「1駅500円以上の高額運賃は問題」など指摘。新たな枠組みで大幅値下げをするよう重ねて要請しました。
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