みわ由美 発言・交渉、いつも住民と!
県議会報告 コンテンツ
タイトル 再び、八ッ場ダムの、苦悩する現地へ タイトル

2010/04/19
 4月11・12日の2日間、私は再び、八ッ場ダムの現地に行ってきました。目的は二つです。

 その一つは、ダム本体中止を新内閣が宣言して 8カ月経つ中で、現地の工事や状況はどうなっているのか、指摘されている地滑りの危険性の実態はどうなのかを知ること。二つ目は、地元の生活再建策や地域振興策は、どこまで進められているのか、地域住民は今どんな思いをしているのかを知ることでした。

 現地調査で、多くのことを学び考えさせられ、帰って参りました。地滑りの危険は深刻そのもの、生活再建の見通しも見えず、課題山積・・でした。

 同時に、地元住民の方たちのお話を伺いながら、新たな取り組みへの決意を抱いて、帰って参りました。写真やリポート等、追って報告させていただきます。
「しんぶん赤旗」10/04/13付から記事のみ転載
群馬・八ツ場ダム建設予定地周辺
「地すべりのデパート」
 八ツ場ダム建設予定地周辺の地質に関する学習会が11日、群馬県長野原町で行われました。「八ツ場あしたの会」と「八ツ場ダムを考える1都5県議会議員の会」が主催し、約70人が参加。日本共産党から埼玉の山川すみえ、栃木の野村節子両県議と群馬の伊藤ゆうじ、酒井宏明両県議候補らが参加しました。
 地質学習会
 学習会に先立つフィールドワークでは、同ダムのたん水(水をためる)地域予定地周辺での地すべりの危険性や造成地の切土、盛土の安全性にかかわる問題点について奥西一夫京都大学名誉教授、中川鮮(あきら)地域環境研究所代表が解説。打越(川原湯地区)、三平(川原畑地区)の両代替地や、横壁、林両地区の地質を調査しました。

 学習会で奥西氏は「ダムたん水域のあちこちで地盤の不安定さが明らかになった。地すべりのデパートだ」とのべました。中川氏は打越代替地について、現在の「宅地防災マニュアル」の許容安全率を満たしていない可能性が高いと指摘。ダム建設の中止を前提に地域住民や観光客の安全を確保するための対策が国に課せられていると強調しました。

 山川議員は「現場を見て地すべりの危険性がよくわかった。ダムを中止しても国はきちんと代替地の地質調査をし、対策をとるべきです」と話しました。

 両会は同日会見し、前原誠司国土交通大臣に八ツ場ダム生活再建問題の早期解決を求める要望書を12日に提出することを発表しました。要請書は、代替地の安全性に多くの問題点があると指摘。「現状ではダム建設の如何(いかん)に関わらず、代替地での生活は安全を脅かされる可能性が高い」として、国がこれまでの過ちを認め水没予定住民の真の生活再建のため問題解決を図ることを求めています
○参考
八ツ場ダム 中止当然/塩川議員 住民に補償必要/衆院委 「しんぶん赤旗」[2010.3.7]
地滑りの危険ただす/塩川議員 八ツ場ダム参考人質疑/衆院国交委「しんぶん赤旗」[2010.3.17]

トップページ
みわ由美物語
かけある記
県議会報告
やすらぎのとき
みんなの声
大好き!まつど 千葉
みわホット通信
リンク
日本共産党みわ由美事務所
みわ由美ケータイサイト