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タイトル 教育振興基本計画は撤回せよ
 党県議団、県に申し入れ
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2010/04/10
 3月23日の千葉県教育委員会会議で、千葉県教育振興基本計画(みんなで取り組む「教育立県ちば」プラン)」が策定されました。日本共産党千葉県議会議員団は9日、撤回を求める声明を発表し、小松実県議団長、岡田幸子県議、三輪由美県議が県教育委員会に申し入れました。

 この計画は、今年1月の「千葉県の教育を元気にする有識者会議」提言を踏まえたもので、森田知事の特異な歴史観を千葉県の教育に持ち込むものです。知事は、議会答弁で南京大虐殺や日本軍「慰安婦」について「事実かどうかいろいろな考え方がある」などとして、わが国の加害の歴史的事実を認めず、他国を侵略した過ちへの反省も示していません。

 その知事が肝いりで設置した「有識者会議」では、戦後教育を「自虐史観にたった教育」などと攻撃し、その教育が子どもたちから誇りや元気を奪ったなど逆立ちした議論が行われ、「愛国心」「道徳教育」「親学」「国旗・国歌」などをことさら強調した「提言」をだしていました。その内容が今回の基本計画に引き継がれており、「国家や郷土にたいする誇り」等々の教育目標を掲げています。

 この基本計画について、声明は「日本の侵略戦争を認めず、戦後教育を否定し、憲法の精神とも相容れない歴史逆行の立場と結びついたもの」と、厳しく批判。また、教育行政の責務は、「あくまでも教育条件の整備に力をつくすことにある」と強調し、行政の長が教育内容に介入するようなことは断じて許されない、と主張しています。

 申し入れで小松氏は「国家や郷土への誇りというが、それが知事の特異な歴史観、日本の侵略戦争を認めず、戦前の教育に同調することと結びつくことが危惧されるのだ」と強く指摘。応対した川島貞夫教育次長は「教育の中立性は維持する」とのべるにとどまりました。
*「しんぶん赤旗」通信記事(見出しは、「笑顔通信」編集部がつけました)
○参考
「千葉県教育振興基本計画」の撤回を求める声明(04/09 党千葉県議団)


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