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タイトル 近くに安心できる病院早く!
 ――松戸の民間2病院『閉鎖』問題で2回目の県交渉
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2009/10/07
 日本共産党は、千葉県庁で9月30日、松戸市内の五香病院と新八柱台病院の「閉院」問題で県医療整備課と2回目の交渉をおこないました。この交渉には、伊藤余一郎、高橋たえ子両松戸市議、東葛ユニオン労組役員、医療関係者や地域住民とともにみわ由美県議が参加しました。

事実上「閉鎖」状態の新八柱台病院(JR新八柱駅前)
事実上「閉鎖」状態の新八柱台病院(JR新八柱駅前)
 今年の8月1日に、何の予告もなく松戸市内の民間2病院が突然、「閉院」となったことで、入院(120床)・外来患者(一日約5百人近く)や地域住民の行き場がなくなり、医療従事者の全員解雇・給与等不払い問題も起きるなど、地域医療と雇用に重大な支障が生じていました。その後、ごく一部の診療が「再開」されたものの依然、不安と混乱が広がっています。

 去る8月12日、日本共産党松戸・鎌ヶ谷地区委員会と党松戸市議団、みわ由美県議は、森田健作知事宛に、「松戸二病院閉鎖による医療の後退を許さず地域医療充実と雇用の確保を求める要望書」を提出。早急な解決のため、県としてあらゆる手立てを尽くすよう、特に次にことを要望しました。
@患者さんや医療が必要な方たちの不安を1日も早く取り除くため、万全の手立てを講じること。
A医療従事者への給与未払い解決や雇用確保のため、関係機関に働きかけ全力をあげること。
B2病院が、地域や市の体制の中で果たせなかった役割について支障が生じないようにすること。
C東葛北部圏域の医療体制に生じた120床の病床不足は、国基準さえ満たしていない由々しき事態。
D医師・看護師不足が深刻な松戸市立病院への県補助増額など支援を強めること。
 また松戸市長宛にも、要望しました。

☆県は責任ある監督・指導を
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 今回の2回目の交渉では、県医療整備課山口副課長ら4名が対応、「二つの病院は休止状況にあり廃止されたわけではない。最近になって五香病院の方は外来診療が一部再開したと聞いている」との報告がありました。

 参加者からは、「五香病院は、昨日、通院患者さんの所へ外来診療を再開するという内容の手紙が送られてきている。県は把握しているのか」「五香病院はある裁判で敗訴し、多額の借金があると聞くが再開に支障がないのか」「閉院のため、鎌ヶ谷の病院へタクシーを利用するなど、費用がかかり困っていた。再開すれば助かる」「経営問題は大丈夫なのか、県はよく調査し、指導すべきだ」などの意見や要望が出されました。

 これに対し、山口副課長は「病院再開の資金計画を提出するよう求めている。入院も再開すると言ってきているが、二度と混乱を生じさせないよう指導していく」と答えました。

*みわ由美議員のコメント
 この間、高齢者を中心に、「突然、遠くの病院に行くのは辛い」「老々介護で、遠くに通えず、治療をやめた」等々の辛い声がたくさん寄せられ、本当に胸が痛みます。また、200人近い医療従事者の全員解雇や多額にのぼる不払い問題も、じかに話を伺いましたが、心からの憤りを感じました。また諸問題が未解決のままの診療再開に、多くの関係者が、不安や疑問を投げかけるのも当然です。

 県は、民間病院の開設を許可し監督する権限をもっていますから、今回のことでは「あってはならない事態がなぜ起きたのか、二度と起こさないためにはどうあるべきか」をしっかり教訓にして、本来の県の役割を発揮し、解決に全力を挙げるべきです。人の命がかかっていますから曖昧な対応は許されません。
 日本共産党は、今後とも「地域住民や医療従事者の誰もが、安心できる病院が欲しい」という待ったなしの願い実現に、全力を挙げます。
○関連
* 2病院閉院問題――解決に努力中、知事にも要望
*「松戸2 病院閉鎖による医療の後退を許さず/地域医療充実と雇用の確保を求める要望書」


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