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タイトル 八ッ場ダム・日本共産党現地調査団の一員として タイトル

写真はすべて1月25日付「しんぶん赤旗」日曜版特集から
写真はすべて1月25日付「しんぶん赤旗」日曜版特集から
2009/05/08
 日本共産党の国会議員や地方議員など関係者で、5月9日現地調査に行きます。私も(3回目)参加予定で、準備を進めています。

★日本一のカネ喰いダム――9千億円

 八ッ場ダムは、国道や鉄道の付け替え工事が現在進んでいますが、ダム本体の工事はこれからで、国土交通省は来年度にも始めようとしています。総事業費は、日本国内のダムとしては、最高額の約4600億円で、1都5県の分を合わせると9000億円にも上ります。

★国指定名勝=吾妻渓谷「天然のダム」壊し、温泉も沈め

 しかも、カモシカ(私が、一回目視察したときにもバッタリ遭遇しました)や、ムササビが生息し、「天然のダム」に例えられているその地に、巨大コンクリ一トダムを作る計画です。900年の歴史をもつ川原湯温泉街も湖底に沈む計画です。

★「目的は、利水・治水」というが、関係都県は水余り

 目的として、国交省があげているのは、首都圏への水の供給と治水。しかし、八ッ場ダムから飲み水をもらう6都県(東京都・群馬県・栃木県・埼玉県・茨城県・千葉県)では、すでに600万人分を超える水が余っていて、もうこれ以上水は要りません。治水にしても、国交省の洪水の想定は、雨量を2倍以上に水増ししたものを使うなど、全く過大な想定としかいいようがありません。“初めにダム建設ありき”の計画はキッパリ止めるべきです。日本共産党は、国会でも県議会でも一貫して、ダム撤退を強く求めています。

★150超す計画!なんと約10兆7千億円、さらに膨れる?

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  国土交通省は、いまなお全国で150を超す計画にこだわっています。09年予算案では、国土交通省の川辺川ダム(熊本県)と淀川水系の大戸川ダム(滋賀県)の本体事業費は一切盛り込まれませんでしたが・・。
 こくた恵二日本共産党衆院議員は述べています。

「150を超えるダムの事業費の合計は約10兆7千億円。07年度までに、約5兆6千億円が費やされているが、とりわけダム建設は当初予定事業費よりも膨れあがることが多い。今後もさらに巨額の税金投入が予想される」
「川辺川ダム、淀川水系ダムをはじめ、八ッ場ダムなど目的や根拠を失っていたり住民合意がない事業は、ただちに中止すべき」
「運動の広がりで1997年には河川法が改正され、河川行政に環境保護や住民参加が位置づけられたが、依然として国は、ダム建設先にありき、に固執し、住民の意見を無視しているのは問題」

★ダムに頼らない治水行政を

 またこくた議員は、「堤防強化や、遊水地で洪水を減災する手法もある。森林の保全で保水力を向上すれば、洪水防止にも役立つ」として、ダムに頼らない治水の追求、河川行政の転換を求めています。

 私も、今回の現地調査に参加し、今後の議会内外での取り組みに生かす決意です。川に滑り落ちないよう、がんばってきます。
○参考
中止こそ生活再建の道/群馬・八ツ場ダム/日本共産党が調査(丸山慎一県議HP)

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