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タイトル 「政治的・道義的責任を果たせ」と森田知事に申し入れ、記者会見も タイトル

左から岡田県議・みわ・小松県議団長・浮揚県委員長・丸山県議
左から岡田県議・みわ・小松県議団長・浮揚県委員長・丸山県議
2009/04/09

☆しかし、知事は「会えない」と

 先の千葉県知事選で「完全無所属」を名乗って当選した森田健作知事は、自民党支部長を務め、違法献金を受けていました。この問題で、日本共産党千葉県委員会と同県議団(小松実団長)が9日、問題の全容を公表し、その政治的・道義的責任を明らかにするよう知事に求める申し入れを行い、記者会見しました。

 私たちは、初登庁以前から、日程を調整して知事自身の同席を求めてきましたが、結局(公務を理由に)実現されず、平井知事室長が対応しました。

☆「だまされた」――有権者から、強い、疑問と怒りの声

左2人目からみわ・浮揚県委員長・小松県議団長・丸山県議・岡田県議
左2人目からみわ・浮揚県委員長・小松県議団長・丸山県議・岡田県議
 浮揚幸裕県委員長と県議団は、森田氏が現自民党支部長であり、その支部が受けた企業献金が森田氏の資金管理団体に流れていたことを指摘。とくに外国人・外国法人の持ち株比率が50%超の企業からの献金は、当時の政治資金規正法への明確な違反だと強調しました。

 また「完全無所属」を謳った森田氏に「だまされた」という県民の声が渦巻いていることをあげて、「『支部長をやめる』『違法献金は知らなかった』で済まされるような話ではない。県民を欺いた責任は極めて重大だ。政治的・道義的責任を明らかにすべき」と要求。応対した平井俊行知事室長は「森田知事に、きちんと伝えます」と述べました。

☆臨時議会では百条委員会の設置を要求、県民運動と世論を高め

森田陣営の選挙中のビラ
森田陣営の選挙中のビラ
 記者会見では、今月22日開会の臨時議会でも、日本共産党は、他会派と連携して百条委員会の設置をめざすなど徹底追及することを表明。同時に、議会外でも県民運動を起こしていく決意を述べました。政治とカネの問題は、政治家としての基本姿勢が、厳しく問われる重大問題です。

☆道徳、小さな犯罪も見逃さない、と言うが――自身の『違法』は?

森田陣営の選挙中のビラ
森田陣営の選挙中のビラ
 「道徳教育」や「治安」「どんな小さな犯罪も見逃さない」と、森田知事のビラでは強調されています。では、ご自身はどうなのか。まず自ら襟をただして、県民にすべてを明らかにすべきではないでしょうか。それ無しに、何を言っても、始まりません。100万票を投じた有権者のみならず、全国が注目をしています。
○参考
千葉県議団通信(09/04/10)
*違法献金全容明かせ/党千葉県委 森田知事に申し入れ

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