「クーラーがほしいよお」「真夏、音楽室しめきり、倒れそうだよ」 ――県立松戸秋山高の生徒 熱い扇風機の前に、ショックで座り込む私 △「保護者負担で」という県 　「お金の有無」で教育条件に格差が 　高校のご近所から、「音楽室からの音が自宅の居間を直撃。何とかして」との訴えがあり、県教育委員会に問い合わせ、驚きました。 　クーラーは「保護者負担で、普通教室や特別教室に設置することを、県は認めています。今後もその方向」との依然として冷たい回答です。しかし県立秋山高校を初め県内多くの学校では、そもそも「無理」と言われています。 △県立高校クーラー　年1万円前後の新たな負担 　命を大切にしない県の姿勢くっきり 　みわ県議は、ただちに資料を要求。県内県立高校127校のうち、普通教室にクーラーを保護者負担で設置しているのは43校であることが判明。 　経済苦がいっそう広がる今、保護者に負担をおしつけ、さらに結果として教育条件に格差を生み出すなど、あってはなりません。県として、実態・要望を把握しながら、県財政で計画的に設置すべきです。 △保健室にクーラーがない 　全体の6割 78高校も 　松戸市内全ての小・中学校の保健室にクーラーがあるのに、松戸市内の県立高校で保健室にクーラーがあるのは、県立松戸・小金・松戸国際の3校だけ。松戸南・松戸矢切・松戸六実・松戸馬橋・松戸秋山の5校にはありません。 ○関連 ＊暑いアッツイィ！　音楽室から高校生の悲鳴（08/07/18）