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タイトル 松戸市役所庁舎「自衛官募集」懸垂幕の撤去を申し入れ タイトル

2015/05/13

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★党市議団と党地区委員会と3者連名で緊急申し入れ
 5月11日、「大変だ。市役所の玄関に『自衛官募集』の幕がまた‥‥」と、党市議会議員団控室に市民が駆けこんできた。私は、12日の朝、松戸市役所に確認。「台風接近による強風のため本日はたたんでいるが、また明日から1週間程度は掲出する予定である」とのこと、私はすみやかに撤去するよう口頭で申し入れ、午後3時半から、緊急に市長に文書で申し入れた。市長には会えず、秘書課に対応して頂いた。≪申し入れ書≫はこちら

★「今、自衛隊員になったら、戦場に行かされるのではないか」という強い不安の声 
 安倍内閣が、国民の反対や不安の声をよそに今、自衛隊の海外での武力行使などを可能にする「戦争立法」を強行しようとしているが、これは憲法九条を真っ向から蹂躙するものに他ならない。松戸市の「世界平和都市宣言」では、「松戸市は、日本国憲法の基本理念である平和精神にのっとり、平和の維持に努める」としているが、これにも背く行為と言わざるを得ない。とりわけ国会での議論はまだこれからで、市民に大きな不安が広がっているなかで松戸市が、こうした行動に出ることは極めて問題だと考える。

 私は、そうしたことを前提に、「<自衛官募集>の懸垂幕を掲出しているのは、現在は近隣では松戸市だけである。『今、自衛隊員になったら戦場にいかされるのではないか』と実際、私の周りでは多くの市民や子どもたちから具体的に不安の声がたくさん寄せられている。すみやかな撤去を」と、重ねて強く撤去を求めた。

 昨年は、千葉県・松戸市・柏市が掲出したが、関東の1都3県では3自治体だけであったと聞いている。その昨年5月29日に、党松戸市議団と党松戸鎌ケ谷地区委員会が、市長宛てに撤去の申し入れを行い、2日間で撤去された。今回は、松戸市がそのトップをきったことになる。

★憲法蹂躙は許されない、ことは戦争か平和かの問題
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 千葉県庁の担当課に確認をしたところ、「‥‥現在は、県庁はやっていないが、今後検討。昨年は初めて8月18日から29日まで掲出し、9月末からの自衛官募集に間に合うように協力。国からくる募集事務地方公共団体委託費で、昨年から懸垂幕が作れるようになった。自衛隊は災害救助などに貢献するもので優秀な人材を期待したいから、県としても掲出。県内の市町村については把握していない。‥‥」との説明があった。なお県では、平成26年度決算額で募集事務708,037円であり、今年の予算額は74万円で、この中の一部が懸垂幕費とのこと。
 市の説明でも、「‥‥自衛隊千葉地方協力本部から各市に要請があり、国の法定受託事務で、地方自治法第2条第9項第1号自衛隊法第97条第1項により市町村長は自衛隊募集の事務を行う・・」とのこと。

 しかし私が強調したいのは、ことは戦争か平和かの問題であり、憲法蹂躙は断じて許されないということである。地方自治体や、県民・市民・子どもたちが、巻き添えになって、日本の国がまるごと戦争に協力させられるそんな日本に二度としてはならない、これが戦後の出発点であったはず。憲法と地方自治の原点に立ち戻ろうではないか、と心から訴えたい。



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