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タイトル 4/5 国分川放射線量測定――住民や議員ら参加、緊急要望も タイトル

2013/04/07
測定の出発は、通行量も多い黎明橋

左から、岡田県議・加藤県議・寺尾・みわ
左から、岡田県議・加藤県議・寺尾・みわ
 4月3日に、県立ち会いのもとで市が行う予定であった測定会が、悪天候のため中止となり懇談(既報)となり4月5日に延期。この日は、環境団体や地元自治会・老人会・子どもパトロ一ル等に関わる住民の皆様を中心に、松戸市役所河川清流課や県土木事務所、そして日本共産党のメンバ一など全体で約32人が参加し、実施された。

右から、寺尾さとし参院選挙区予定候補・加藤英雄県議会議員・みわ
右から、寺尾さとし参院選挙区予定候補・加藤英雄県議会議員・みわ
 僅か1日のよびかけで、これだけの住民の方たちが、来て下さったことは、“国分川をきれいにしたい”という住民の強い願いのあらわれでもある。出発は、通行量も多くコンビニや集合住宅もすぐ近くにある黎明橋。こんなに生活の場から近い河川が汚染されていることに、愕然とした。

 日本共産党からは、寺尾さとし参議院千葉選挙区予定候補、加藤英雄県議(柏市選出)、岡田幸子県議(市川市選出)、伊藤よいちろう・うつの史行・高橋たえ子松戸市議、そして私・みわ由美が参加した。

地元党支部の自主測定調査と、緊急要望書を提出
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 初めに、市や県からの説明、住民の方からの要請。そして4月30日に実施した地元党支部による自主測定結果緊急要望書(知事・市長宛) をわたして、早急な改善と対策を要望した。

 そして……測定。私たちはマイ測定器(ホリバのラデイ)などを活用。行政のほうは、松戸市の測定活動を県の方がマイクで中継をするという形で、住民とともに測定がスタ一トした。心配そうに顔を曇らす皆様は、地域でふだん世話役をなさっている方ばかり。

 また前日は、駅やご近所などで、この日の測定参加を呼び掛けたところ、都合が悪くてという方からも、「行けないが、よろしく」と声をかけられたのとのこと。多くの方たちが、松戸の一級河川・国分川を取り戻したい、と感じておられることが分かった。

市の測定器で1.24マイクロ、党の測定器5pで2マイクロ超
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 前日の暴風雨でも、そう数値は変化をしていないのは、いわば当然のことであるが・・・ともかく高い。寺尾さんの測定では、土手下の水際に近い草むらで1.6もあり、「高いよ!」。高橋たえ子市議の測定では、土手下すぐの草むら斜面5pで2マイクロ、悲鳴をあげている。加藤県議や岡田県議らは、「国分川がこんなに高いということは、県内の河川は、大丈夫なのか。すぐにチェックをしなければ」と言っていた。私も。そう思う。

 市の測定器でも、土手上で0.356、土手下で1.091と1マイクロを超えており、草むら5pでは1.24の箇所も。測定日により多少の差はあるが、いずれにせよ国のル一ルでも、立ち入り禁止にしなければならないことは間違いないのに。打つ手が遅すぎる。

どう守る国分川、子ども、自然の生態系・・
左から、高橋たえ子松戸市議・加藤県議
左から、高橋たえ子松戸市議・加藤県議
 白鳥は哀しからずや海の青空の青にも染まずただよふ──若山牧水。この日も、美しい水鳥たちが羽を休めに国分川へ。大きな鯉が、ピチャピチャと音をたて身をくねらせて、国分川で、存在感を示していた。“どうなるんだ、どうするんだ”……気の遠くなるような、今後長期にわたる悪影響の可能性が私の頭の中をめぐっていく。

 “子どもたちは、自然の生態系は?”。立ち入り禁止を徹底する手立てを緊急に講じてもらわなくては、困る。国分川のザリガニやめだか・蛙たちには、残念ながら、暫くは、触れあえない。その暫くが、いつまで続くのか、いま答えは見えない。

前例がなくても・・緊急かつ抜本的な改善策を、すみやかに
寺尾さとし参院選挙区予定候補
寺尾さとし参院選挙区予定候補
 国や県に、看板などで明示して、立ち入り禁止を徹底できる手立てを求めた。これに対する回答は、「数値を表示し、子どもにもわかるような看板に改善するなど、ただちに協議し改善します」とのことであった。

 また「すぐにして頂きたいことは草刈りだ。斜面の草などの放射線量が非常に高かった。草刈りはすぐに!」と住民代表からも強い声が上がったが、しかしこれについては、「予算措置が・・」などと言って明確な回答はなかった。「抜本的な除染については?」についても、答えは頂けなかった。

 “関東地域では、河川の除染の前例はない”と行政当局は言うが、ならばまずここ・国分川から始めるしかないではないか。

国分川から、あらためて原発ゼロを!!
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 国分川をよみがえらせるために、私たちは歩みだすしかないのだ。“つくづく原発はもうコリゴリ、原発ゼロ!!”――国分川にいる私は心の中で叫んだ。きっと……私だけの声ではないはず。張り裂けそうなこの思い。憩いの場・遊びの場=国分川のすべてを生態系を、返せ!闘いは、始まったばかりだ。福島第一原発事故は、ここでも収束していない。大人があきらめたら、子どもたちに何も残せない。
 



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