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タイトル 東葛6市の党市議団らと共に
東京電力に放射能除去費などの負担を緊急要請!
   ----千葉支社には、測定器は1台もない---
タイトル

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2011/07/24
 7月22日、党千葉県委員会や柏市・松戸市など東葛6市の党市議団らの代表らが、東京電力千葉支社を訪ね、自治体が行っている放射能汚染対策の費用を全面的に負担することなどを求める緊急要請を行いました。朝の駅頭での訴えを終えて私も、うつの史行党松戸市議らと共に参加しました。
 要請書は、放射能汚染への市民の不安が広がり、柏・松戸・流山・野田・我孫子・鎌ヶ谷の6市では「放射線量測定や表土の除去、焼却灰の処理などで、多大な労力と負担が伴っている」と指摘。△自治体の全ての取組みの費用を全面的に負担する△自治体からの「仮払い」要請にも速やかに対応することを求め、同時に、@自治会や希望する団体に放射線量測定器を貸し出すA焼却灰から高濃度の放射性セシウムが検出された問題では、東電の責任で緊急に対策をとるB農産物などへの損害・風評被害に対する全面的な賠償・補償をする――ことを要求しています。

東葛の現状訴える----「離婚」話まで出る、若い世代の苦悩も
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 「焼却灰から高濃度の放射性セシウムが検出されたことへの対応がなされていないとの市民の不満が募っている」「ある若い夫婦の場合、子どもの健康が不安で市外に転居したいと考える妻と夫との間で意見の違いが生じて、別居離婚話になりかねない状態になっている」など、各市議らは、各自治体や市民の抱えている深刻な現状を次々と報告、この状況に対し、東京電力は何をしているのか、と厳しく詰め寄りました。

「国の指針待ち、今後対応」「測定器はここにはありません・・」と冷たい回答
要請団の後列の左から、うつの=党松戸市議、みわ
要請団の後列の左から、うつの=党松戸市議、みわ
 冒頭、要請書を手渡したときに応対した東京電力の職員は、「謝罪」と収束に向けての努力を語りました。しかしこうした深刻な各自治体や市民の現状を聞いた後の東電の回答は、「国の指針を待ち対応する」「測定器は、こちらには……(=ない)」などと、非常に冷たいものでした。回答の大半で「政府の指導待ち」という言葉が何度もリフレインされ、結局、放射能汚染対策費用はまだ自治体には1円も払っていないし、東京電力千葉支社所有の測定器はなく、今後手に入れて貸し出す姿勢もないのです。

「誠意がみられない」と抗議、早急な対応をと迫る
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 冒頭に示された"謝罪と収束への努力"の姿勢が、これでは全く伝わってこない、対応が全く遅い、と私=みわが強く抗議。「今朝も松戸市内の駅頭で通勤市民に、松戸市発表の焼却灰内のセシウムや、公園学校の放射線量測定の数字を知らせてきたが、不安は広がっている。測定器は、我々自身も買ったが、 "貸して"というあちこちからの要望に直ちには応えられないほど、足りない状況。それなのにここには測定器は1台もないのですか」「自治体も、焼却灰を保管できないと、市民に公表している状況なのに……。市民の安心できる具体的な対応でこそ、誠意を示してもらわなければ、信頼は取り戻せない」と東電の無責任ぶりを批判し、早急な改善を求めました。
 参加者からは、国も東京電力も対応が遅すぎる、市民の不安をわかっていない――と、怒りの声が相次ぎました。
○参考
東京電力・UR(都市機構)への要請書

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