「日本共産党は希望」29才涙目の女性と握手−みわ参院選リポート
みわ かけ歩き |
7月夜の松戸駅宣伝で、ロングヘアの女性が涙目で私に訴えた。「駅で外国人が悪いと言っている人たちがいて、辛かった」と。私は「参政党ですね」と言った。「ここが好き」と、彼女がかすかな笑顔で指さしたのは、宣伝隊が渡した日本共産党党法定ビラ第1号。
良かった、今夜ここにきて。疲れが吹き飛んだ。希望を運んだかもしれない。私は、このために、共産党員でいるんだ、と思った。
ビラには、「外国人を敵視する排外主義を許してはなりません。国を破滅に導いた歴史があります。民主主義を怖く危険な流れと、私たちはたたかいます」とハッキリ。
彼女は、中国から帰化して8年目。「日本はいい国と思ったが傷ついた。でも一人ではどうにもできない」と、また涙目。千葉県の人口は630万人だが、23万人の外国人が住み、コンビニ、介護、建設、農漁業の現場でも大活躍だ。
参院選では、「暮らしが苦しいのは外国人のせいでしょうか。違います。自公政権の責任です」「党創立103年。戦前から命がけで『侵略戦争反対』を掲げ、民族独立を求めるアジアの人々と連帯」と訴え。連帯こそ希望と私は思う。駅で地域で走るのは連帯のため。