日本共産党 千葉県議会議員 みわ由美

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活動紹介


児童相談所増やし、被虐待児に寄りそったケアを

 6月21日の千葉県議会健康福祉常任委員会で児童相談所の劣悪な実態を示し、児童相談所の一時保護の拡大と増設を求めました。「しんぶん赤旗」6月22日付け首都圏版より転載・紹介します。
児相増設待ったなし
千葉県議会委 みわ氏実態示す


 日本共産党の、みわ由美県議は21日、千葉県議会健康福祉常任委員会で、野田市の女児虐待死亡事件を二度と繰り返さないため、児童相談所(児相)の一時保護の拡大と児相の増設を求めました。
「しんぶん赤旗」6月22日付け首都圏版の掲載記事
「しんぶん赤旗」6月22日付け首都圏版の掲載記事
 同事件を受け県は、一時保護所の定員を県全体で28人増やすなど再発防止策の補正予算案をまとめました。みわ氏は、補正に賛成としながらも、県内6カ所の児相の定貝115人に対し186人(6月1日現在)の保護人数で、71人超の深刻な実態を示し、国の最低基準さえ満たしていないため定数の大幅増が必要と追及しました。
 それに対し県は、「28人ではカバーしきれない」と認め、県有施設を活用するなど一時保護所の拡大に力を入れると答弁しました。
 みわ氏は、死亡女児が一時保護されていた柏児相を訪問(6月7日)したときの様子を写真を示しながら訴え。「亡くなった女児が保護されたときは定員25人に33人だったが、当日は47人が保護され、8畳部屋に10人が就寝し、居室部屋以外にも布団が敷かれていた。おふろタイムは夕刻なのに、ふろ場が狭く朝から入浴せざるを得ない状況だった」と実態を示すと、委員会室は静まりかえりました。
 みわ氏は「事件があったときより劣悪な状況で、被虐待児に寄りそった個別ケアができるのか。一時保護所拡大と児相そのものを増やす抜本策は待ったなし」と迫りました。


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